ダヴィンチ1.0Proを導入した日記
概要
年の瀬も迫りくる師走。教師も学生も中間テストや卒研配属に文字通り奔走する中、友人が企画したUEC koken Advent Calendar2018に参加するべく書いた12/11用の記事。
注意
以下の記事は3Dプリンター初心者の記した日記です。誤った情報などが多分に含まれている可能性があります。
ダヴィンチ1.0Pro
今回導入したのがXYZプリンティングのダヴィンチ1.0Proです。
購入したときは9万円弱の値段だったはずです。
この3Dプリンターを選んだ理由としては
- 積層型であること
- 周囲が囲われていること
- ABSとPLAの両方が使えること
の3点です。
積層型であること
積層型であることのメリットは後処理のしやすさと造形の強度です。私が3Dプリンターを使う用途としては基板を収納するための箱や、適当にモデリングしたものを作成することが考えられます。となるとわざわざ精度が高く後処理が面倒な光学方式よりも手軽な積層方式のほうが適しています。
周囲が囲われていること
少し前に周囲が囲われていない激安中華プリンターが燃えたという事件がありました。(ソースは忘れた)状況の写真からプリント中の暖まったノズルから出火したようなので、制御が機能せずに想定外の高温になったか、3Dプリンターが囲われていないタイプでしたのでノズルに何か可燃物がふれてしまったということが考えられます。
ABSとPLAがつかえること
最近の安い3DプリンターではABSが使えず、PLAのみ使えるというものが増えています。ABS、PLAともに一長一短あるため両方使いたい!!(使いこなせるとは言っていない)
開封の儀(写真なし)
でかーーーーい、説明不要!!
47x56x51cm、本体重量23kgもありますしそれはそう。
送られてきたものとしては本体、フィラメント120m、ケーブル(電源用とUSB)、小手やブラシなどの小物類、プラットホーム用のシール、マニュアルが入っていました。これだけそろっているのですぐにプリントできました。
マニュアルに従ってプリンターの設置を行いました。結束バンドをきったり、中の段ボールを取り除いて設営完了です。切っていい結束バンドと切ってはいけない結束バンドがあるので注意が必要でした。
ではプリント
とりあえずプリントしたものがこちら。3Dプリンターの内部にテスト用のデータが保存されているのでそちらを刷りました。
なかなかいい出来ですね。積層方式特有の積層痕があるのは仕方がないので後処理を頑張るしかないですね。ただし気になったのが底面のしわです。プラットホームにシールを貼っているため、このシールのしわが印刷物の底面のしわとなって表れています。
後処理
後処理の方法としては除光液で表面を溶かしたあと紙やすりで削りました。
除光液はtwitter上で確認したので試してみたのですが、あまり変化を感じませんでした。
紙やすりは100番→300番→1000番の流れで削りました。本当は600番が欲しかったのですが手元になかったのであきらめです。1000番の耐水ペーパーでこするとかなり表面がさらさらとして、満足のいく結果になりました。底面のしわも100番で削ることである程度目立たなくなりました。
最後に
マニュアルを見ながら操作を行っていたのですが、ファームウェアがアップデートされた影響かかなりLCDの表示が変更されていました。それ以上にところどころ日本語が下手になっていたのが気になりましたが...
今度は自作のポータブルアンプのケースとか作成とかしてみたいですね。とても夢が広がります。
追記
初めてブログというものをしたためたのですが、なかなかにめんどくさいですね。また書きたいですがネタが見つかったらですね。